猫ちゃんの食いつきの良さから高評価を得ているモグニャンキャットフード。
栄養バランスに優れたプレミアムフードのモグニャンですが、逆に食欲旺盛な猫ちゃんに食べさせると肥満になる可能性があるのでしょうか？
モグニャンは美味しさで人気のキャットフードですが、高タンパク低脂肪でカロリー控えめなところも高評価のポイントなんですよ。
この記事ではモグニャンの成分表・原材料からみた優れた栄養バランスの解説と、肥満が気になる猫ちゃんにもおすすめ可能なのかを紹介しています。
猫ちゃんの健康を考えたうえでもモグニャンはおすすめできるフードなので、食欲旺盛な猫ちゃんの飼い主さんも本記事をぜひチェックしてみて下さい。
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モグニャンの成分表と原材料からわかる人気の秘密とは？
モグニャンは白身魚をベースとした栄養バランスに優れた『プレミアムフード』として人気です。
どのように栄養バランスが優れているのか、成分表と原材料を価格のお手頃なキャットフード（エコノミーフード）と比較してみました。
モグニャンの成分表を安価なキャットフードと比較すると…。
最初にモグニャンの成分表を、エコノミーフードと比べてみます。
ここで比較対象とするエコノミーフードは、ユニ・チャームの『ねこ元気（お魚ミックス）』です。
まずはモグニャンの成分表から見ていきましょう。
| タンパク質 | 27%以上 |
|---|---|
| 脂質 | 11%以上 |
| 粗繊維 | 5.25%以下 |
| 灰分 | 9.5%以下 |
| 水分 | 5%以下 |
| NFE | 41% |
| オメガ3脂肪酸 | 2.5% |
| オメガ6脂肪酸 | 1.3% |
| リン | 1.1% |
| カルシウム | 1.3% |
| エネルギー（100gあたり） | 379kcal |
対して、ねこ元気お魚ミックスの成分表と比較すると…
| タンパク質 | 30.0%以上 |
|---|---|
| 脂質 | 9.0%以上 |
| 粗繊維 | 3.0%以下 |
| 粗灰分 | 9.0%以下 |
| 水分 | 10.0%以下 |
| エネルギー | 約350kcal／100gあたり |
成分表からの比較では、ねこ元気の方がモグニャンより『高タンパク・低脂質・低カロリー』となっていて、ねこ元気の方が優れているように見えます。
実は成分表と一緒に『原材料表』を見ることで、両者の違いが見えてきます。
原材料表で比較すると、モグニャンの優秀さが見えてくる！
原材料表には、製品に含まれる原材料の多い順に記載しなければいけないというルールがあります。
それを踏まえて、モグニャンの原材料表はこちらです。
対して、ねこ元気の原材料表はこちら。
モグニャンは最初に『白身魚』が来るのに対し、ねこ元気は『穀類』となっています。
穀類にも植物性タンパク質が含まれているため、成分表ではねこ元気の方が高タンパク質になるわけです。
猫は肉食動物で穀類の消化が苦手です。
穀類の多いフードはうまく消化吸収されず、吐き戻しの原因となることもあると言われています。
また肉類の『ミール』は動物の副産物を加工したものが多く、一般に質が良いと言えません。
結果、栄養価や栄養バランスで比較するならモグニャンの方が良質なフードと言えるでしょうね。
モグニャンはプレミアムフードだから与える量も少しでOK!だからカロリーも控えめです！
成分表で比較した通り、100g当たりのカロリーはモグニャンの方が高いんです。
ですが栄養バランスに優れ栄養価が高い分、モグニャンの一日の給餌量は少なめでOKになっているんですよ。
メーカーが推奨する成猫（約4kg）一日の給餌量当たりのカロリーを比較してみました。
| モグニャン | ねこ元気 | |
| 100g当たりのカロリー | 379kcal | 350kcal |
| 一日の目安給餌量 | 56g | 80g |
| 給餌量当たりのカロリー | 約212kcal | 約280kcal |
一日の推奨給餌量当たりのカロリーは、モグニャンの方がはるかに低いことがわかります。
必要な栄養素が十分とれるのにカロリー控えめ、モグニャンがダイエットに最適と評判なのも納得ですね。
一日に与える量が少ないという事は、小食であまり食べてくれない猫ちゃんでも栄養が取りやすいという事もモグニャンのメリットですね。
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モグニャンが高品質タンパクでカロリー控えめな理由、原材料を徹底解説！
モグニャンが高タンパク質でカロリー控えめなのは原材料に秘密があります。
そんな栄養バランスに優れたモグニャンの原材料について、深く掘り下げていきます。
モグニャンは主原材料が高タンパク低脂肪な『白身魚』
モグニャンの主原材料には『白身魚』が多く使われています。
人間が食べるものと同等品質のものを扱う食品工場から仕入れた白身魚を65％も使用していて、魚本来のうまみが味わえるのがモグニャンです。
そんな白身魚のメリットは
- 獣肉と比べ低脂肪でヘルシー
- 消化が良く胃腸に負担をかけない
このように獣肉とはまた違う特徴を併せ持っています。
低脂肪でヘルシーなことがカロリーを控えめに抑えている要因です。
体重管理に気をつかう飼い主さんから評判が良いのもうなずけますね。
グレインフリー（穀物不使用）によるカロリー控えめなフード
モグニャンはグレインフリー（穀物不使用）で作られています。
モグニャンに使われる炭水化物はタピオカ・サツマイモ・ジャガイモといった『イモ類』が多く使われています。
一般に『イモ類』は、穀物で多く使われる『小麦粉』と比べはるかに低カロリー、だからモグニャンは他のエコノミーフードよりカロリーが控えめにできているんです。
またイモ類には食物繊維が多く含まれ、腸内環境のサポートにも活躍してくれますよ。
体調をサポートする成分が、猫ちゃんのコンディションを保つ！
猫ちゃんの体の調子を保つうえでも、ビタミン・ミネラルといった微量栄養素は欠かせない成分です。
モグニャンには、そんな体調を整える成分が豊富な厳選素材をバランスよく含んでいます。
モグニャンに使われる素材とその代表的な成分をまとめてみました。
- リンゴ：ペクチン・クエン酸・リンゴ酸
- かぼちゃ：カロテン・カリウム
- クランベリー：ポリフェノール（プロアントシアニジン）
- サツマイモ：食物繊維
- サーモンオイル：オメガ3・6脂肪酸
- セイヨウタンポポ：オリゴ糖（イヌリン）
人間の体にも良いとされる評判の良い成分ばかりですね。
そんな体に良いとされる多数の微量栄養素が、猫ちゃんの健やかなコンディションと理想的な身体を維持してくれます。
高タンパク低脂質で最適な栄養バランスがモグニャンのヘルシーポイント！
モグニャンは上記のとおり、
- 白身魚を主原材料とした豊富なタンパク質量
- グレインフリーによる、穀物で『かさ増し』しない炭水化物量
- 脂質を必要以上に使用しない素材選びとバランス
この3つのポイントが、モグニャンのカロリーを控えめに抑えたヘルシーなキャットフードとして人気の理由となります。
モグニャンで使用されるすべての原材料と栄養成分バランスは、公式サイトでも紹介されているので、ぜひ一緒にチェックしてみて下さい。
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モグニャンはカロリー控えめだから、こんな猫ちゃんにおすすめ
高タンパク低脂質で作られたモグニャンですが、『ダイエットフード』というわけではありません。
ですが優れた栄養バランスとカロリー控えめでヘルシーな点が、猫ちゃんの体重管理や体型維持を気にする飼い主さんに好評なんです。
『こんな時こそモグニャンを与えたい』という猫ちゃんの事例を紹介します。
おすすめ①：肥満気味の猫ちゃん・体重管理を気にしたい猫ちゃん
食欲旺盛で肥満気味な猫ちゃんに、ダイエットフードを与えている飼い主さんは多いことでしょう。
ですが市販のダイエットフードは味がお気に召さない猫ちゃんや、穀物を多く使っていて体調を崩す猫ちゃんも多いと聞きます。
そんな猫ちゃんにこそ、グルテンフリーで食いつきの良さでも好評な『モグニャン』はおすすめできます。
カロリーは一般的なダイエットキャットフードの方が低く抑えられていますが、一般フードより低脂質で栄養バランスも優れているので、モグニャンで健康的に体重管理している猫ちゃんも多いようです。
モグニャンで適正な食事をとりつつ、肥満の大きな原因となる『おやつのあげすぎ』を抑えることで、最適な体重管理ができるはずですよ。
おすすめ②：去勢後、避妊後の猫ちゃん
猫は去勢後・避妊後に性ホルモンが減少するため、食欲が増加したり運動量が低下して太りやすくなりがち、特に去勢後の雄猫が肥満になりやすいと言われています。
肥満の猫ちゃんは関節炎や糖尿病等の病気のリスクも増えるので、去勢後・避妊後は体重ケアを気にする飼い主さんも多いようです。
とはいえ『今すぐダイエットフードを食べさせる』とまではしないでしょう。
そんな去勢後・避妊後の猫ちゃんが低脂質でヘルシーな『モグニャン』に切り替えるというケースも多いそうです。
『体重ケアを気にしながら食いつきよく美味しいフードを食べさせたい』とモグニャンを選ぶ飼い主さんの声をよく聞きますよ。
おすすめ③：高齢猫ちゃん
人間同様、猫も年とともに活動量や基礎代謝が落ち消費カロリーが少なくなります。
ですが食事量が若い頃と一緒だと『摂取カロリー＞消費カロリー』となり、肥満や糖尿病の可能性が高まります。
高齢猫ちゃんこそ、食事によるカロリー管理が必要なんですね。
モグニャンは紹介したように高タンパク低脂質なので、適正量を与えていれば健康的に体重管理ができますよ。
体調をサポートする様々な成分たちが高齢猫ちゃんのコンディションを整え、いつまでも健康・元気でいてくれるでしょうね。
モグニャンの成分・原材料まとめ：ダイエットや健康維持を気にする猫ちゃんに特におすすめ！
この記事では、
- モグニャンの成分表・原材料表からわかる優れた栄養バランス
- 体重管理・体型維持を気にする場合にもモグニャンはおすすめ
という内容でお届けしました。
重度の肥満や肥満による疾患を抱えた猫ちゃんは、獣医師の指導のもと療養食を食べさせる必要があるでしょう。
『健康で食欲旺盛な太り気味の猫ちゃん』や『肥満猫にさせたくない飼い主さん』の多くは、市販のダイエットキャットフードを食べさせているのではないでしょうか？
ダイエットフードではないですが、『カロリーは気になるけど栄養と味に妥協はしたくない！』そんな飼い主さんにモグニャンは選ばれています。
食べてくれない猫ちゃんだけでなく、『食欲旺盛な猫ちゃん』にもモグニャンはおすすめできるキャットフードなんですね。
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